新型コロナ

COVID-19パンデミックと注意欠陥/多動性障害

MUDA
新型コロナウィルスの影響で休校になり,子どもはオンライン学習であったり,自宅にいる時間が長くなっているのではないでしょうか?
BAL
そこで今回ご紹介するのは,2020年4月に中国から発表された「COVID-19パンデミック時の注意欠陥/多動性障害(ADHD)の児童における行動症状と急性ストレス、および気分の関係」について話題提供します



 

【本日の話題】 COVID-19パンデミック時の注意欠陥/多動性障害(ADHD)の児童における行動症状と急性ストレス、および気分の関係について

【はじめに】

・ADHDは、児童の間で頻繁に発生する神経行動障害であり、学習能力、対人関係、自尊心、感情などの幅広い側面に否定的な影響を与える

・COVID-19発生時には、学校は閉鎖され、生徒は自宅待機が制限される

・児童の両親は、子どもたちの気分や行動の問題に対して日々教育的な責任を負うことになる

・COVID-19のパンデミックは、子どもたちの心理的なストレスや行動症状を悪化させる可能性もある

・この研究では、COVID-19発生時のADHDを有する児童のメンタルヘルスに関連する状態が調査された

【対象】

・6–15 歳の241名のADHDを有する児童(194名の男の子、47名の女の子)

【収集された情報】

・児童のADHD行動

・2019年のCOVID-19パンデミック時の子供の急性のストレス反応

・子供の活動時間(学習時間、電子機器を使用した娯楽、電子機器を使用しない娯楽、保護者との交流)

・子供とその保護者の気分

・子供とその保護者が2019年のCOVID-19パンデミック時にメディア報道にどれほど注意を向けたか

【結果】

・COVID-19パンデミック時には、児童のADHD行動は正常な状態と比較して悪化していた

・児童と両親の否定的な気分が児童のADHD行動を増加させる

・児童の学習時間が長くなるほどADHD行動を減少させていた

 

今日のひとこと!

オンライン学習時間をより効果的に利用できる子供ほど、集中力は高くなる可能性があり、ADHD症状を軽減させる戦略になりうるかもしれないですね!親も含めてネガティブな気分のコントロールは重要です!!

 

文献タイトル

Acute stress, behavioural symptoms and mood states among school-age children with attention-deficit/hyperactive disorder during the COVID-19 outbreak

発行年:2020年4月

出典:Asian Journal of Psychiatry

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32315967/

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